不是冤家 不聚头
bù shì yuān jiā bù jù tóu
(前世の)かたき同士でなければ、夫婦になれない
NHKラジオ レベルアップ中国語 2016年 4月号 [雑誌] (NHKテキスト)より
”冤家”は「憎いかたき」という意味であるが、もう一つ、恋人や最愛の家族を指して「憎たらしい人」と、逆説的に呼ぶ意味用法がある。
「憎いかたき」と「愛しい人」は、意味が逆のようだが、ともに”冤家”と呼ぶことができる。愛と憎悪はじつは紙一重であり、愛の反対語は憎悪ではなく「無関心」である、という人間関係の機微は、世界のどこの国でも変わらない。
仲の悪い相手と出会った場合、プラス思考で
「互いに憎いと思う理由は、じつはそれだけ互いの存在が気になるからだ。前世からの因縁がなければ、そもそも出会うこともない」
と関係修復のために引用することもできる。
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