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2016年5月26日木曜日

パーリ語で読む『スッタニパータ』宝経(4/17)




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宝経 Ratana Suttaṃ(3/17偈)



スッタニパータ Suttanipāta
第二 小さな章
宝経 Ratana Suttaṃ(4/17偈)



カヤン
Khayaṃ 滅尽

ウィラーガン
virāgaṃ 離貪

アマタン
amataṃ 不死

パニータン
paṇītaṃ, 優れた



ヤダッジャガー
Yadajjhagā 所のもの・到達した

サキャムニー
sakyamunī 釈迦牟尼が

サマーヒトー
samāhito; 禅定



[日本テーラワーダ協会訳]
釈迦牟尼が到達されし禅定は、煩悩の滅尽、離貪、不死の境地で、優れたるものなり。

[中村元訳]
心を統一したサキヤムニは、(煩悩の)消滅・離欲・不死・勝れたものに到達された。

[正田大観訳]
〔心が〕定められた方であるサキャ〔族〕の牟尼(釈迦牟尼)が到達した、〔まさに〕その、不死にして妙なる滅尽と離貪〔の境処〕




Na ない

テーナ
tena それ

ダンメーネーナ
dhammena 法(禅定)

サマッティ
samatthi 同じで

キンチ
kiñci, 何であれ



[日本テーラワーダ協会訳]
その法(禅定)に等しきものあらず。

[中村元訳]
その理法と等しいものは何も存在しない。

[正田大観訳]
その法(教え)と等しいものは、何であれ、存在しない。



イダンピ
Idampi これも

ダンメー
dhamme 法が

ラタナン
ratanaṃ 宝

パニータン
paṇītaṃ; 優れた



[日本テーラワーダ協会訳]
此の法(ダンマ)が勝宝たる由縁なり。

[中村元訳]
このすぐれた宝は理法のうちに存在する。

[正田大観訳]
これもまた、法(ダンマ)における、妙なる宝である。



エーテーナ
Etena この

サッチェーナ
saccena 真実で

スワティ
suvatthi 幸せで

ホンティ
hotu. あれ



[日本テーラワーダ協会訳]
此の真実により、幸いあらんことを。

[中村元訳]
この真理によって幸せであれ。

[正田大観訳]
この真理によって、安穏有れ。










引用:
困った時はダンマパダ、スッタニパータで悟りを開く
釈迦牟尼が 到達した禅定は 滅尽定 苦のない世界 幸せであれ<225>




2016年5月21日土曜日

パーリ語で読む『スッタニパータ』宝経(3/17)




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宝経 Ratana Suttaṃ(2/17偈)



スッタニパータ Suttanipāta
第二 小さな章
宝経 Ratana Suttaṃ(3/17偈)



ヤン
Yaṃ もの

キンチ
kiñci いかなる

ウィッタン
vittaṃ 財産

イダ
idha この世の

ワー
 あるいは

フラン
huraṃ あの世の

ワー
, あるいは



[日本テーラワーダ協会訳]
この世、あるいは来世における如何なる富も、

[中村元訳]
この世または来世におけるいかなる富であろうとも、

[正田大観訳]
あるいは、この〔世において〕、あるいは、あの〔世において〕、それが何であれ、富としてあるもので



サゲース
saggesu 天界の

ワー
 あるいは

ヤン
yaṃ もの

ラタナン
ratanaṃ 宝

パニータン
paṇītaṃ; すぐれた



[日本テーラワーダ協会訳]
また天上にある如何なる妙法も、

[中村元訳]
天界における勝れた宝であろうとも、

[正田大観訳]
あるいは、それが、諸々の天上における、妙なる宝であるとして、



Na ない

ノー
no 確かに

サマン
samaṃ 等しい

アッティ
atthi 存在し

タターガテーナ
tathāgatena, 如来



[日本テーラワーダ協会訳]
われらの如来に等しきものあらず、

[中村元訳]
われらの全き人(如来)に等しいものは存在しない。

[正田大観訳]
如来と等しいものは、けっして、存在しない。



イダンピ
idampi これも

ブッデー
buddhe 仏陀の

ラタナン
ratanaṃ 宝

パニータン
paṇītaṃ; 優れた



[日本テーラワーダ協会訳]
此は仏陀の勝宝たる由縁なり。

[中村元訳]
この勝れた宝は、目ざめた人(仏)のうちに存する。

[正田大観訳]
これもまた、覚者(ブッダ)における、妙なる宝である。



エーテーナ
Etena この

サッチェーナ
saccena 真実で

スワッティ
suvatthi 幸せで

ホーティ
hotu. あれよ



[日本テーラワーダ協会訳]
この真実により、幸いがあらんことを。

[中村元訳]
この真理によって幸せであれ。

[正田大観訳]
この真理によって、安穏有れ。







引用:
困った時はダンマパダ、スッタニパータで悟りを開く




2015年11月22日日曜日

パーリ語で読む『スッタニパータ』宝経(2/17)




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宝経 Ratana Suttaṃ(1/17偈)



スッタニパータ Suttanipāta
第二 小さな章
宝経 Ratana Suttaṃ(2/17偈)



タスマー
Tasmā それ故


hi 実に

ブーター
bhūtā 生きものたちよ

ニサーメータ
nisāmetha 注意する

サッベー
sabbe すべての


[日本テーラワーダ協会訳]
それゆえ、一切の精霊は耳を傾けよ

[中村元訳]
それ故に、すべての生きものよ、耳を傾けよ

[正田大観訳]
それゆえに、まさに、一切の精霊たちよ、こころして聞け



メッタン
mettaṃ 慈しみを

カロータ
karotha 為しなさい

マーヌスィヤー
mānusiyā 人間に

パジャーヤ
pajāya 人々に


[日本テーラワーダ協会訳]
人間に慈しみを垂れるがよい

[中村元訳]
人類に、慈しみを垂れよ

[正田大観訳]
人間たる〔世の〕人々に、慈愛〔の心〕を作り為せ



ディワー
Divā 昼に

チャ
ca また

ラットー
ratto 夜に

チャ
ca また

ハランティ
haranti 運ぶ

イェー
ye 人びと

バリン
baliṃ 供物を


[日本テーラワーダ協会訳]
昼夜に供物を持ち来る人々を

[中村元訳]
昼夜に供物をささげる人類に

[正田大観訳]
彼らは、昼も、夜も、〔あなたたちに〕供物を運ぶ者たちである



タスマー
tasmā それ故


hi 実に

ネー
ne 彼に

ラッカタ
rakkhatha 護りなさい

アッパマッター
appamattā  怠りなく


[日本テーラワーダ協会訳]
怠ることなく護るがよい

[中村元訳]
それ故に、なおざりにせず。かれらを守れ

[正田大観訳]
それゆえに、まさに、怠りなく、彼らを守れ






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宝経 Ratana Suttaṃ(3/17偈)






引用:
困った時はダンマパダ、スッタニパータで悟りを開く
精霊よ 人間たちを 護りなさい 彼らはいつも 供養している<223>


2015年11月21日土曜日

パーリ語で読む『スッタニパータ』宝経(1/17)




スッタニパータ Suttanipāta
第二 小さな章
宝経 Ratana Suttaṃ(1/17偈)





ヤーニーダ
Yānīdha 彼ら・ここに

ブーターニ
bhūtāni 生きものたち

サマーガターニ
samāgatāni 集まった


[日本テーラワーダ協会訳]
ここに集いし諸々の精霊は

[中村元訳]
ここに集まった諸々の生きものは

[正田大観訳]
彼ら、ここに集いあつまった精霊たちは



ブンマーニ
bhummāni 土地に

ワー
 或は

ヤーニ
yāni 彼ら


va 或は

アンタリッケー
antalikkhe 虚空に


[日本テーラワーダ協会訳]
地に棲むものたちも虚空に棲む者たちも

[中村元訳]
地上のものでも、空中のものでも、

[正田大観訳]
あるいは、地上にあるものたちも、あるいは、彼ら、空中にあるものたちも          



サッベーワ
Sabbeva 一切・まさしく

ブーター
bhūtā 生きものは

スマナー
sumanā よい心

バワントゥ
bhavantu あれよ


[日本テーラワーダ協会訳]
一切の精霊は、心喜ぶがよい。

[中村元訳]
すべて歓喜せよ。

[正田大観訳]
まさしく、一切の精霊たちが、悦意の者たちと成れ。



アトーピ
athopi 時に・また

サッカッチャ
sakkacca 尊敬して

スナントゥ
suṇantu 聞け

バースィタン
bhāsitaṃ 語ることを


[日本テーラワーダ協会訳]
そして、我が語るところを謹んで聞くがよい。

[中村元訳]
そうしてこころを留めてわが説くところを聞け。

[正田大観訳]
しかして、また、〔わたしの〕語るところを、謹んで聞け。   







引用:
困った時はダンマパダ、スッタニパータで悟りを開く