2020年10月24日土曜日

【総ルビ原文訓読】碧巌録 第14則

 

第一四則

「雲門對一說」

雲門(うんもん)禅師(ぜんじ)の対一説(たいいっせつ)

 

【本則】

舉僧問雲門、如何是一代時教。

雲門云、對一說。

 

挙(こ)す。僧(そう)、雲門(うんもん)に問(と)う、「如何(いか)なるか是(こ)れ一代(いちだい)時教(じきょう)」。

雲門(うんもん)云(いわ)く、「対一説(たいいっせつ)」。

 

【頌】

對一說、太孤絕。

無孔鐵鎚重下楔。

閻浮樹下笑呵呵、昨夜驪龍拗角折。

別別、韻陽老人得一橛

 

対一説(たいいっせつ)、太(はなは)だ孤絶(こぜつ)。無孔(むく)の鉄槌(てっつい)重(かさ)ねて楔(くさび)を下(くだ)す。閻浮樹(えんぶじゅ)下(げ)笑(わら)うこと呵呵(かか)、昨夜(さくや)驪龍(りりょう)角(つの)を拗(へ)し折(お)らる。別(かくべつ)なり、別(かくべつ)なり、韻陽(じょうよう)老人(ろうじん)一橛(いっけつ)を得(え)たり。


0 件のコメント:

コメントを投稿