道へ道へ、1.5
話:大西良慶
焼け野の雉(キギス)
夜の鶴
雉(きじ)がタマゴを抱いているとき、春の野が焼けると、親の雉は、自分の身を犠牲にしてタマゴを守る。
鶴はタマゴを抱くとき、夜も寝ずに夫婦交代で番をしている。生まれてからも、大きくなるまでは夜、見張っていて、知らん顔を見ると、あの長いクチバシでつつく。「夜の鶴」やね。
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